ＤＶＤの発売に際して　「感情を味わう快感」　　～さぽ✩どりの使用価値～

多様な人間が集まり形成する「組織」、そして、公益主体たる社会福祉法人の経営、そのことだけ考えても、社会福祉法人における「継続的な成長」は、容易ではなく、故に「面白く」やりがいに溢れています。そんな頑張りを後押しするように、国はますます制度を固めていきます。
体力のない法人、制度や基準に受け身な法人、柔軟性に乏しい法人、そうした法人は、社会福祉事業をおこなう使命感を原動力に、「前に進み続ける」姿勢を求められます。（足を動かす以上に頭を回転させることが大事）
そこで問われるのが「意識」です。制度の動向を正しく見極め、組織の構成員の意識を共有し、柔軟に変化しつつ前進する。組織レベルで、そうした対応をおこなうためには、成員レベルで「相互支援体制」が必要です。
現実的には、様々な価値感をもつ構成員が前提ですから、何も意識をしなければ、対立や不一致が生まれて当然です。
ですから、各人が自己の言動の反応や影響を内的外的に認識することが重要です。結果、全体で「場の安全性」が確保され、「建設的な組織成長」を可能とします。
つまり、思考の「収束」と「拡散」によって、一時的な組織成長ではなく、周囲に評価される組織成長をもたらします。
成長段階に至る組織は、組織成長の「衛生要因」と「動機付け要因」を体系的に正しく捉えていますから、「自立」が「依存」を上回ります。
我々、実行委員会には、様々な分野や立場の人間がいますから、提供する講座も「有用性」を意識します。
今後も講座の実践性を磨き、規模ややり方は柔軟に工夫して、広くコンテンツを提供すると共に、関わる皆様とも質を高めていきます。
これからも、よろしくお願い致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さぽ✩どり2019実行委員会